新年を迎えるにあたって新しくしたのはディッシュクロス。麻の大判薄手のクロスを使っていたのだけれど、ところどころ穴が開き、ところどころ汚れが落ちなくなった。漂白をかけるとか繕うとか、いろいろ方法はあるのだけれど、気分一新のために入れ替えるのもいいかな。
昨年暮れ、「北欧、暮らしの道具店」で久しぶりに買ったもの。キューレーションされている店って、便利ですよね。初期はアンティーク食器など売っていて、友人の店よりだいぶ高かったので訪問せずにいたら、いつの間にか雑貨店になっていた。北欧のものに限らず、「そんなテイスト」のものがそろっている。ショップというよりメディアの一種で、それはファンが多くなるわけですよねといういい感じのサイトだ。ついつい買い物してしまう。
さて、初回からよく拭きとれるけば立ちの少ない布で、正月早々いい気分。「ていねいなくらし」は苦手だけれど、好きなものを使うのは気持ちいい。そういうものなら100円ショップなんて目じゃないと感じる。2枚だけ買って、傷んできたらまたその時の気分の色を買うつもり。


最近は若い人がモノを買わなくなったとか、欲が少なくなったとか、安くないと売れないというけれど、もともと人間が必要なものなんてそう多くない。本当に欲しいものには若かろうと年を取っていようとしっかりお金をかけているようす。消費者として成熟した中に生まれてきた世代なのだと思う。

ディッシュクロス
北欧、暮らしの道具店
https://hokuohkurashi.com/?mode=grp&gid=77912
各1080円